8.赤ちゃんが泣くこと
投稿日 : 2024.10.15
赤ちゃんが泣くのは大人が話をするのと同じだと思いましょう。
自分に何か異常を感じたとき、例えば便を出す前、小便をしたとき、空腹の時、またどこかが痛いときに泣いてそれを知らせるようなものですから、よく注意してその原因を探す必要があります。
泣くからと言ってすぐに乳を飲ましたり、抱き上げて強くゆすったりするのはよくありません。
赤ちゃんはよく泣くものです。少しぐらい泣いても、特に理由がなければ静かに寝かしておくと自然に眠ります。
大声で泣くのは肺が元気な証拠で、泣いて深く息をして血行が良くなるといういいことがあります。
泣くからといってすぐ抱き上げて、ゆすりながら歩くのはとてもよくないばかりでなく、すぐに癖になって、母親や乳母は夜眠ることができなくなってしまいます。
おとなしい子供にするのも、泣き虫にするのも、みな最初の一両日の接し方です。ですから分娩の日に十分気を付けて寝かすこと、乳を飲ませることなどを、規則正しくする必要があります。
これは最初のしつけだと思っていいのです。
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