10.ベビー服
投稿日 : 2024.10.15
衣服は、季節に合わせて暖かすぎず寒すぎないように、また手足が自由になるようにしましょう。
とくに赤ちゃんには、生地が柔らかで、皮膚を刺激しないようなものを選び、着替えが簡単なものにしましょう。近年は筒袖の服を着せる人が多くなりましたが、着せ替えがやりにくくて困ります。その点では和式の着物のようなものの方がかえって便利です。
季節のよらず、風邪をひかないようにと厚着をさせる人がいますが、これはよくありません。かえって風邪を引きやすい子になります。外気や部屋が暖かなときは薄着でも大丈夫です。
衣服を止めるときにピンは避けましょう。紐で軽く結ぶのがよいのですが、固く縛ると息がしにくく血行や運動の妨げになります。大人でも寝るときは細帯を軽く締める方が寝心地がよいものです。ですから小児が寝るときはこの点を十分注意してください。
布団は軽いものにしましょう。おしめはなるべく柔らかな布を使いましょう。衣服やおしめは、汚れたものや湿ったものは使わないように注意しましょう。病気のもとになります。
帽子は室内では不要で、寒いときに外出するときにだけ使いましょう。なるべく柔らかなもので、通風の良いものを使いましょう。
日本の習わしで使われる紅木綿で作った襦袢は、ときにかぶれの原因になります。柔らかな白木綿の方がよいと思います。
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