16.母親の体調の管理
投稿日 : 2024.10.15
母親は自分の体調に注意して、身体や衣服は清潔にしましょう。また運動は大切で、少ないと乳の出方が減ることがあります。
中でも精神の安定が重要で、夫婦は睦まじく、穏やかでひどく感情的にならないようにしましょう。しかし、もし、怒りや驚き、悲しみなどがあるときは一度乳を搾りだして、しばらく精神を沈めてから授乳しましょう。このようなときは、乳の出方や性質に変化が子におよぶものです。
ある本によれば、母親がひどく驚いたのちに授乳すると、その子がひきつけを起こしたことがあったとあります。
夜はなるべくよく睡眠をとりましょう。でも赤ちゃんが小便や大便をすることを忘れないようにしましょう。
食べ物として、普通のもの、つまり、米、麦、肉、魚、鶏肉、卵、芋類やうどんといったでんぷん質の多いもの、そのほか野菜類、吸い物、味噌汁などで、すべて消化の良いもの色々食べましょう。
授乳中は喉が渇くものですから、一度沸かした水や清水、薄い茶などを適量飲みましょう。しかし、酒類や香辛料(からし、ワサビ、山椒の類)、生の野菜、エビやカニ、ブリ、マグロ、など油濃いものは避けましょう。
母親の体調が少しでも悪いときは医者に診断してもらいましょう。決して自分でよくわからない薬を飲んだりしないように。どうしてかというと、薬は乳の中に出ることがあるからです。
乳房は大切にして、傷やできもの、腫れ物があれば、医者によく手当てしてもらいましょう。
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