36.検温
投稿日 : 2024.10.17
健康な人の体温は摂氏36.5から37.5度の間を上下しています。これより高いときに熱があるとします。
体温計の目盛りの単位には、摂氏(セルシウス度°C)、華氏(ファーレンハイト度°F)、列氏(レオミュール温度 °Ré)の三種類があります。
体温を測る場合には多くは摂氏(℃)で示される検温器を使って、腋下、股で15分ほどしっかり挟んで測ります。また肛門に挿入して測るときには、十分注意して差し込み5分間測定します。肛門で測ると通常より0.5~0.6℃高くなることを知っておいてください。
部屋の温度を測る寒暖計は多くは、華氏(°F)、列氏(°Ré) のものが多いので、ここで比較をしておきます。
摂氏0℃(水の氷点)は華氏の32℃にあたり、摂氏100℃(水の沸点)で華氏の212°F に相当します。
ですから℃を列氏に直すには、℃に4をかけて5で割ればわかります。また℃を華氏に直すには℃に9をかけて5で割り、32を加えれば出ます。
逆に、列氏を摂氏にするには5をかけて4で割ると出ますし、列氏を華氏に直すには9をかけて4で割り32を加えるとでます。
華氏を摂氏に直すには、32を引いてから5をかけて9で割るとでます。華氏を列氏に直すにはまず32を引いてから4をかけて9で割ればでます。
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