やはり、あなたもですか

投稿日 : 2022.10.12


10月8日 Takie urodziny このような誕生日

ボグダン・フリモルゲンはプーチンの誕生日に寄せてこんな文章を投稿しています。

見出しの部分を機械翻訳をもとに意訳してみます。

『マルコ・ポーロ、ニコラウス・コペルニクス、スタンリー・キューブリック、ニーナ・シモン、オーソン・ウェルズ、ジョン・クリスチャン・アンデルセン、みな同じ部類の人々だ。皆70歳で亡くなった。彼らは次の春を迎えられなかった。

今日、ウラジーミル・プーチンは7つ目の十字架を完成させた。

彼は新天地を発見したわけではない。太陽を一時停止させたわけでもなく、地球の軌道を動かしたわけでもない。

長編映画も作れず、作曲もできないが、アウシュビッツに次ぐ世界最大の悪夢を作り出したのだ。

地獄に落ちるかはわからない。そんな牢獄があるかどうかも疑問だ。

しかし、世界中の何百万という人々が、彼の死を含む最悪の事態を望んでいることは確かだ。

私はその中の1人ではない。ハーグでの裁判の後、彼はコンクリートの中庭に面した窓のある独房に入れられるはずで、そこで彼は安らかに死ぬことができる』

最後のフレーズは『いきなり殺しては困る。しっかり独房の中で生かして罪を償ってから亡くなるべきだ』ということかと筆者は想像しました。似たことがどこかで起きました。

次のパラグラフではクリミアとロシア本国とを結ぶ唯一の橋の破壊事件を述べています。
『クリミアとロシアを結ぶ橋が燃えている。プーチンの誕生日プレゼントは、1日遅れで届けられた。郵便局員は2度ノックした』

この『郵便局員は2度ノックした』の意味することは、同名の小説や映画の題名から、『重要なことはどれでも必ず二度ずつ起きている』というようなことで、このコラムではなくいろいろなニュースから想像すると、『モスクワ」という戦艦が撃沈され、そしてこの橋が破壊されと、プーチンのシンボル的モニュメントがどちらも破壊されたことを指しているように思えました。

更に次のパラグラフには、このように書かれています。

『襲撃時にクリミア橋を走っていた人たちの墓の上で踊ったりはしない。こういうダンスフロアは苦手だ。死者の中に一般人が混じっているに違いない。広島・長崎の終末はともかく、ドレスデンは原爆投下が必要だったというのは、今でも納得がいかない。

しかし、ロシアの処刑人がウクライナ人捕虜から抜き取った金歯を集めた段ボール箱を見ると、解放されたドイツの強制収容所を思い起こさせるのだ。

ウクライナ人が取り戻した領土には、大量の墓や完全な破壊と並んで、このような悪夢が存在するのである。メガネの山、靴の山、旅行用スーツケースに例えるのは失言だが、本質は似ているようだ』

ここで、『広島・長崎の終末はともかく』『ともかく』とは、どういうことでしょう?筆者の誤解とは思いますが、欧米人の本心が透けて見えるように思います。

『ドレスデン』を『広島・長崎』に置き換えても同じはずです。広島長崎はマンハッタン計画に参画した優れた科学者たちの「開発したものを実際に試してみたい」という潜在意識に政治が乗ったのですから。そして、そう乗らせたのは何だったのか。