Hania Rani – On Giacometti: A live performance at Atelier in Stampa
投稿日 : 2024.01.03
2024年になりました。いきなり大地震とか旅客機の大惨事寸前とかのニュースで驚きました。世間ではいろいろな不祥事が明るみにでて、なんとなく落ち着かない去年でした。
そんな中、数年前から活動を活発化させているように思える、若い女性アーティストの演奏が気になっています。
ポーランド生まれで、ピアニストから現代音楽へと活動を拡げているHania Rani です。
現代音楽といえば、むかしあるリサイタルを聴きに行ったのですが、首を絞められる寸前の鶏の叫びのような声が会場に響き渡るような感じで、どうも楽しむというよりも理解不可能に思えた記憶があります。現代音楽が全部がそうではないので、これはその時の筆者の偏見でしょう。
Hania Raniの演奏はピアノやキーボードが中心ですが、繊細で自在なアンサンブルもあり、空気の流れや水の流れの感触が、今の時代にふさわしいかなと感じました。ミサイルが飛び交い、町や都市が破壊され、大勢の一般の人々が亡くなっている凄惨な地帯から、さほど遠くない場所での演奏は、いろいろ考えさせられるものです。
次のYouTubeは、その一例です。前に一度来日したことがあるそうですが、今度その機会があれば聴きに行けるかなと思います。
この収録はGoogleで調べると添付のようなスタジオで、あたりの雰囲気が感じられました。
次はパリでの演奏会の様子で、大勢の観衆が聴きいっています。アクセス数も普通のクラシックより桁多いようで、人気の度合いがわかります。
Hania Rani live at Invalides, in Paris, France for Cercle
こんな動画もあります。
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